日本人のためのフェイスブック入門 (Forest2545Shinsyo 29)/松宮義仁

¥945

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2011年30冊目

【要約】

Facebookの本読んでみました。

最近すごい勢いでFacebookの本が出ていますが、この本の位置付けは「なぜフェイスブックがここまで騒がれだしたのか、日本でも流行していくのか」が書かれており、ハウツー本という位置付けではないです。

また、そのほかのSNSであるミクシィやツィッターとも違う優れた点として「いいね!」ボタンをかなり強調しています。

ここらへんは筆者があらゆるSNSサービスを経験してきたことからきているのでしょうか。

5億人いると言われるフェイスブックが全世界のアクセス数でグーグルを抜いたらしいです。

この理由として、筆者は「ページ」からの情報と「人」からの情報のどちらが信用できますか?

もちろん「人」からでしょうと考えています。

グーグルは情報の重要度を「リンクの貼られ方」、つまり多くのサイトから被リンクをもらっているページを重要な情報を含むページとしており、その判断から重要な情報を検索上位に挙げていく。つまり、本当に信用できるかは別として、「ページ」と「ページ」の関連性から検索の分析をしている。

それに対して、フェイスブックは誰がどの情報に関心をもっているか、誰と誰が友達であるかといった身元、出所のわかる情報をもとに「人」と「人」との情報の重要度を決めている。

身元も出所もわからない「ページ」からの情報と身元、出所のわかる「人」からの情報ではどちらが信用できますか?、この違いからフェイスブックはグーグルを抜くようなものになったとしてます。

検索エンジンから、ソーシャルへという流れはもう止まりません。

■「日本では実名登録のフェイスブックは流行らない」

という意見も多々あります。私もその一人です。

しかし、筆者は日本人の民族性の問題などではない、ただネットの中で実名を出すことに慣れていないだけと言っています。

日本人はネットでは匿名を好むとか言われていますが、ネット上では、本名を名乗る必要がない場合が多かったというだけということでしょう。(中略)日本人だからとかではなくて、必要性の問題だと私は思っています。」(P.96-97)

ネットショッピングでは、名前、住所はおろかクレジットカードの番号まで入力しているんですもんね。ただ、写真を貼るのはイヤって感じるのは日本人に多そうですが。

そのほか、筆者のフェイスブックに対するキーフレーズを列挙しておきます、

■多くの人は隠すメリットよりも、情報を公開して、よりよい「つながり」を得るチャンスを求めているのです(P.50)

■友達申請は名刺交換(P.72)

■「『いいね!』を押してもらいたかったら、先に『いいね!』を押す」(P.78)

■一見、友達数が多い人がすごそうに見えてしまいますが、そうではないのです。発言に「いいね!」やコメントがたくさん入る人こそ本当に影響力のある人なのです。(P.106)

この本でフェイスブックの使い方がわかったわけではありませんが、フェイスブックがここまで大きくなった理由、効果がわかった気がします。

【総合評価】

★★★★☆